人間の脳は3歳までに大脳、小脳、脳幹という基本的な構造がほぼ出来上がり、6歳までに9割、12歳までにはほぼ完成するといわれています。
運動神経をよくするためには、この脳の発達に合わせて運動をしていくことが大切です。
つまり、運動神経は親から子に遺伝しないのです!
スポーツ選手の子供は同じようにスポーツができる、など考える人もいますね。
また、自分自身が運動音痴で、子供にも運動は期待できない、、など最初から諦めている方も少なくはないと思います。
しかし、例え親が運動音痴だったとしても、小さい頃からしっかりと運動ができる環境があり、年齢に応じた運動ができるかどうかで、運動能力が変わってくるのです。
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幼児期は赤ちゃんの基本的な動作が重要
幼児期では、寝返り、ハイハイ、つかまり立ちなどの基本的な動作が大切です。
これらの動作は、今後の歩いたり、走ったり、正しい姿勢を保つことにつながってきます。
特に、ハイハイは胴体を支えながら動くので、腕や胸、足の筋肉の向上につながり、同時にバランス感覚も鍛えられます。
体の隅々を使う全身運動なので、とても重要です。
1歳から2歳はボール遊びをさせよう
一人で歩けるようになったら、ボール遊びがおすすめです。
1歳くらいの時期はボールを追いかける、投げる、蹴るなどの動作を覚えます。
2歳になると、ただ追いかけるだけではなく、走って追いかけることができるようになります。
3歳から6歳はバランスをとることを意識して運動をしていきましょう
この時期にバランス能力をしっかり身につけることができれば、大人になってからのスポーツで大いに役立つようです。
ブランコや、アスレチックなどの遊具を使ったり、
縄跳びや、単純な片足立ちなどでもいいでしょう。
小学校低学年では、運動の基本動作を行おう
運動の基本動作となるものは、
「歩く・走る・投げる・捕る・跳ぶ・蹴る」などがあります。
鬼ごっこや、キャッチボール、相撲ごっこなどがおすすめです。
上記からわかるように、12歳までに大切なのは「基本動作」が出来るようになることです。
ひとつのスポーツや運動にこだわらず、いろいろな運動をすることが大切です。
ぜひ運動会で目立つお子様に育てましょう!