人間の目は、片眼6本、両眼12本の外眼筋という筋肉を使って動かします。
この筋肉が、目を上下左右に動かすのに使う筋肉です。
こちらの筋肉を小さいころから鍛えることで、視力低下予防にもつながります。
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眼球筋力を鍛えることのメリット
最近では、多くの子供がスマホやテレビで動画を見たり、ゲームをする機会が増えています。
しかし、ただ画面を見るだけでは、視線を動かすことが少ないので、それに慣れてしまい。眼球筋力を動かす習慣がなくなってしまいます。
よく、テレビを見すぎると目が悪くなる、と小さいころ言われることがあったと思いますが、これは、目の筋肉を動かす機会が減り、眼球筋力が衰えてしまう事が原因の一つでもあります。
また、目は脳と繋がっています。
目が疲れていたりすると、脳への情報伝達力が衰えて、脳の機能が低下してしまいます。
逆に、目を鍛えることで、脳も鍛えられるという事ですね。
眼球運動で脳の前頭葉の血流がよくなり、集中力ややる気が向上するともいわれています。
眼球筋力を鍛えるには
眼球筋力を鍛えるには、動いているものを見ることです。
動いているものを見て、脳に情報を送ることが大切です。
その情報に体が反応して、運動をすることができるようになります。
なので、運動が苦手なお子さまは目が上手に使えていない可能性もあります。
しっかり物を見ることができず、脳から体に正確な伝令をすることができず、それによって行動に移せない可能性があります。
また、運動だけでなく、目を上手に使えると、勉強にも効果的です。
眼球筋力を鍛えれば、文字をしっかり見ることができるようになり、その結果読み書きが正確になり、成績も上がります。
眼球体操
■周辺視
顔を動かさず、1から30までの数字を順番にタッチします。
頭を動かさずに目だけで数字を探す事がポイントです。
■ふうせんリフティング
これは自宅で手軽にできるゲームです。
風船で交互にリフティングをしていきましょう。
目で風船をしっかり追うことが大事です。
普段から目を上下左右に動かすことを意識した運動を心がけましょう。